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![]() 暖房設備の寒さと高燃費で悩んでいます<北海道茅部郡・OKさん(31歳・男)>![]()
平成16年12月に引渡しを受け(178.2平米、木造2階、N社熱交換型換気システムセントラルヒーティング温風タイプ、リビング吹き抜け15畳、リビング部床暖房8畳)、施工は工務店、設計監理は2級建築士事務所に依頼をしました。
引渡し当時は、家が冷え込んでいるからといわれましたが、今シーズンの冬将軍も、同じように設定温度より低いのが現実でした(例えば朝方、24℃の設定で19度くらいしかない)。設計監理者は当初、原因に吹き抜けは関係ありませんといい、工務店の断熱が悪いの一点張り。天井裏の断熱材を、25センチから50センチに吹き付け直しました。気持ち程度、多少改善されたような? 床暖部のじゅうたんが、遮断しているともいわれました。 今シーズンは、設計監理者から、吹き抜け部にシーリングファンを取り付けたほうが良いかもしれませんとか、独身時代のファンヒーターで予備をしたほうがいい等、説明を受けました。この場合は、建て主が自費で設備を増やさないといけないのでしょうか? アドバイスいたします 住まいを科学する技術集団・新住協メンバー 須藤建設(株) 副社長 須藤芳巳 ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/ Eメール:sudohome@sudo-con.co.jp
家が所定の温度にまで温まらないというのは、建築的に家の性能が悪いか、家の性能が標準として、暖房システムの容量が低いかどちらかになります。
家の性能は、Q値(熱損失係数)を計算し、C値(隙間相当面積)を実際に測定するとわかります。今でも構いませんので気密測定をしてください。ひとつの基準として、新省エネ基準では北海道地区でQ値が1.74以下、C値が5.0以下になっています。私見ですが、Q値は1.74で良いとして、C値は1.0以下が高気密・高断熱の家になると思っています。 理想的な高気密・高断熱の家であれば、床と吹き抜け天井の温度差が1度から2度までにすることができます。温度差もぜひ測定してください。そのほか、断熱材の厚みも大切ですが、先張り工法などの気流止めがどのようになされたかが問題になります。 温風タイプの暖房システムも気になります。快適な住環境は、家の中の温度差をなくして、温度差による空気の移動をなくすることからはじまります。したがって、シーリングファンで空気を移動することは、家の中に風が走り、体感温度が下がるので好ましくありません。床暖のじゅうたん(放熱を妨げるということをいっていると思いますが)は全く問題になりません。暖房の容量も設計時点で計算して工事を行っていると思いますので、その検証も行わないで予備のファンヒーターを設置することはないと思います。 設計を依頼するときに、家の性能についてどのような話し合いがなされ、決定されたのかわかりませんので、高気密・高断熱・計画換気・全館暖房の一般論でしかお話できませんが、一度、信頼ある建築士に調査を依頼して家の性能を数値で確認し、あくまでも、その上で対策をよく話し合ってください。 工務店も設計事務所に選定をお願いしたのであれば、工事の結果においても責任が生じると思います。設計監理を業務にしたのであれば、工務店の問題だけにはなりません。
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![]() 2階の床の結露がひどい<広島県広島市・Iさん>
ホームページを拝見しました。賃貸ビルのオーナーです。今、この問題で悩んでいます。
ビル4階の1部屋を和室から洋室へ変更しました。先日、床の結露がひどいとお電話いただきました。 ・工事前 コンクリート下地 発泡スチロール 畳 ・工事後 コンクリート下地 直張りフロアタイル 以上が変更項目です。 床の結露でフロアタイル上のカーペットおよび布団も濡れる状態だそうです。今はエアコンをつけて寝ているとのこと。 改善してあげないといけないのですが、どのような工事で改善できますか? ちなみに他の部屋は床の結露なしです。全部コンクリート下地の直張りフローリングです。よろしくお願いいたします。 アドバイスいたします 住まいを科学する技術集団・新住協メンバー 須藤建設(株) 副社長 須藤芳巳 ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/ Eメール:sudohome@sudo-con.co.jp
結露は、温かくて湿った空気が冷やされて水になることです。したがって、今回の床上のフロアタイルが結露するということは、その部屋の、ある温度・湿度の空気が冷やされ飽和水蒸気になり水に変わっていることになります。
今回のリフォームによって結露がにわかに生じるようになったのは、床のコンクリートが発泡スチロール+畳によって断熱されていたのが、取り除かれたことによってコンクリートと部屋の空気が直に触れ合い、冷やされて水になったことによるものです。したがって、対策としては、
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![]() 屋根裏の結露について<北海道・ぷんさん(主婦・30歳)>![]()
増改築して8年が建つ2階部分の壁についている電気カバーの中に、水がたっぷりとたまっていました。屋根裏を見てもらったところ、建てた業者に「寄棟の造りだから、換気が悪く換気装置をつけなければならない」といわれました。点検口を開けた時点で水がボタボタ落ちてくるほどになっています。
「寄棟の造りだから」といわれたのですが、建てているときに、そのようなアドバイスはされておらず、中の材料や断熱材など全て実費になった場合、業者にまったく責任はないのでしょうか? 最初に換気装置をつけていれば、ここまでひどくならずにすんだのにと思ったのですが、考えが甘いのでしょうか? アドバイスいたします ジャパン・リフォーム・ネットワーク 正会員 (株)SAWAI建築工房 沢井克彦 ホームページ:http://www.sawai-k.co.jp/ Eメール:info@sawai-k.co.jp JRNホームページ:http://www.jrn.jp/
8年前に増改築をした施工業者が寄棟を提案し施工したのであれば、まずは施工当時 、小屋裏の断熱と換気量をどの程度設置したかが重要です。外壁や間仕切り壁に壁内気流がある住宅では、室内の水蒸気を小屋裏に運び(壁内気流がなければ、結露の度合いは軽減される)、また、天井と壁の取り合い部の防湿層に断点があるとその部分からも小屋裏に室内の水蒸気が浸入するため、それを排出するためのに見合った小屋裏換気量が確保されていないと、特に冬期間、低温部分である野地板表面などで結露が発生します。
小屋裏を換気することにより、その空間が外気温とほぼ同じ温度になるため、その下にある部屋の室温に小屋裏が影響されないよう、逆に室温が小屋裏の温度に影響されないように、小屋裏の断熱材がその役割をしているのです。 この施工業者が「寄せ棟の造りだから」との説明をしたことから推察すると、小屋裏換気を軒先四方の垂直方向による軒天換気(棟換気の有無も含め)で計画したと思われます。 通気を取るための軒天材として穴のあいた有孔板を使用する場合が多く、この有孔板の数(面積)が多いほど、当然、小屋裏換気量も多くなります。この場合、外気(風)が水平方向に動き外壁にあたり、上昇した外気が有孔板から出入りすることで小屋裏の換気(通気)となります(自然換気)。 外気(風)の動きと同じ水平方向で換気をするほうが、垂直方向より外気が入りやすいことから、この施工業者は「寄せ棟の造りだから」と説明したのではと推測されます。ただし、水平方向の換気でも、換気口の数(換気面積)が足りなければ、小屋裏結露は発生します(ただし、いずれも立地条件が影響する場合もあります)。 この件では、施工を行った施工業者自身が換気量が足りないと判断していることから、強制換気装置の設置をすすめていると思われます。強制換気は確かに有効ですが、自然換気量を増やす方法もあるのです。 また、施工業者との関係では、契約書に保証期間の定めがなかった場合、民法の瑕疵担保責任の規定に従うことになり、引渡し後1年以内からこの結露への対応を毎年のように求めていた場合は、瑕疵修補請求権(通常は1年間)を行使し続けたことになり、瑕疵修補請求をすることが可能です。 ただ、その場合、しっかりとした調査が必要になります。
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![]() 床下の換気・湿気対策について<大阪府河内長野市・YTさん(会社員・54歳・男)>
13年前に購入した建売住宅ですが、6〜7年前に床下換気の訪問業者に床下の湿気がひどいとの指摘があり、私自身も見たところ、トイレの下周囲にかなり強い湿気がありました。そこで、床下換気扇を取り付けてもらったのですが、その後の点検でも湿気はあまり取れていないようで、押入れのカビはかなりひどくなっています。
床下に木炭(調湿炭)を置こうかと考えていますが、本当に効果があるか不安です。費用的に安くあがって効果のある方法を教えてください。また、10年以上経過しているもののこのような住宅を売った建売業者への責任追及はできるものなのでしょうか? アドバイスいたします HQ住宅研究所 FAS本部 代表 福地 脩悦
床下の湿気の原因をまず解明しなければなりません。トイレや水まわりなどは、配管漏水や配管結露によって湿気が抜けない場合があり、このような状況にあるときに、どんな対応策も効果がありません。配管漏水と配管結露の有無を調査すべきです。
床下湿気の多くは、床下の地盤面が外の地盤面より低くなっているときに発生しております。この場合、床下に砂を敷設して外の地盤面より5センチほど高くして、その上にポリフィルムの防湿シートで押さえ込みます。ほとんどの床下湿気はこの対応で解決できます。費用もさほどかかりませんし、早急に対応すべきでしょう。炭を床下に置くのも、このような湿気除去の対応がなされなければ、炭が一気に湿気を吸ってしまい、何の効果も期待できません。13年前の住宅で当時の建売業者に責任を負わせることは、残念ながら困難と思われます。 ★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。
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![]() 揺れによる家や配水管への影響について<大阪府門真市・あーやさん(52歳・女)>
築23年の一戸建て3層住宅です。家の裏に高速道路ができるので4ヵ月ほど前から工事がはじまり、大型車やクレーンなどが通り、震度2か3くらいの揺れが毎日続きました。そのころから給湯器のお湯を(洗面)利用すると、壁の裏から水漏れの音がするようになりました。また、キッチンの流し台と床の間に水がしみているのを発見しました。3階部分の工事に面している側の壁が一部ずれ、クロスがはがれてきました。
先日、公団側が調査に来たのですが、後日、給水管の検査に来るとのことです。洗面は水漏れ、流しは雨漏りのような気がするのですが、工事の揺れと関係があるのでしょうか? 地盤が弱く家の傷みも気になります。揺れの配水管への影響や家そのものへの影響もご回答ください。 また、この住宅は1999年に中古で購入しました。入居してすぐに和室の土壁が所々はがれはじめ、半年以内に2度塗り直してもらいました。その後も次々はがれはじめましたが、リフォームするしかないかとあきらめていました。しかし、1週間ほど前に雨漏りからも壁がはがれることを知りました。入居してからの壁のはがれは雨漏りが原因だとすれば、売り主(建築会社)に修理を請求できるでしょうか? アドバイスいたします HQ住宅研究所 FAS本部 代表 福地 脩悦
建物の揺れが漏水にどれだけ関わったかを断定できませんが、揺れが大きくなってからの漏水ということですので、因果関係を否定できないと思います。いずれにしても、漏水トラブルが高速道路工事の揺れがどうか断定できませんので、工事関係者である公団側がどこまで対応していただけるかも未知数です。実際の状況をつぶさに検証していただき、満足の行く対処を願うばかりです。
高速道路の「工事振動」と出来上がってから自動車の「走行振動」とは、その揺れ特性が異なります。家の揺れは、地盤の揺れ波長と建物の揺れ波長の特性が整合したときに発生するといわれています。したがって、地盤か建物の揺れ波長を変えることによって、揺れを大幅に少なくすることが理論的に可能となります。地盤面にセメントミルクを注入したり、摩擦杭を打ち込むなどして揺れ波長を変える方法と、建物に筋交いなどの耐力壁を増やして変える方法などがあります。その建物の状況に合わせて手法選択を行います。 雨漏りの責任を業者に課すのは、「平成12年4月以降に新築」された住宅に限ります。したがって、本件は残念ながら雨漏りに対する瑕疵担保責任の対象になりません。販売業者へ無料で修理を要請しても、実行していただける可能性は極めて低いと思います。また、雨漏り対策として道路工事関係者に揺れ波長対策を求めても、該当する事例が見つからないため、かなり困難だと思われます。工事関係者のできるだけ質問者の立場に立った対応を期待いたします。 ★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。
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![]() リフォーム後の不具合が多い<兵庫県姫路市・NTさん(会社員・31歳・男)>![]() はじめまして。昨年、家内の両親と同居ということで家内の実家をリフォームしました。完成引渡し後、不具合がかなり多く現れました。その中でも一番大きな問題の相談をさせていただきたいと思います。 問題の箇所は増築部分(2階寝室)です。使用材料は:ガルバリウム鋼板、ルーフィング、野地板、天井材(杉)です。屋根と天井の間は10センチ以下。空気層はないそうです。 問題点 1)屋根からの降雨騒音(雨が降ってきただけで、外を見なくてもすぐに音で気がつきます)。 2)昨年12月より水漏れも確認しました(結露か雨漏りかは現在不明)。 3)寝室出入り口の引違い戸(戸を閉めても戸当たりと戸がまっすぐでないため、きちんと閉まらない)。戸の上側は8ミリほど隙間ができる。下側は隙間はなし。 施工業者の対応、言い分 1については、 降雨騒音については「雨の音はどんな家でもします。そのうち慣れます」。何回も交渉してクレームを言って3ヵ月後に防音塗装を施す。しかし、ほとんど改善しない。 2については。 「天井材をはがして確認する必要はない。絶対に雨漏りではない。結露です」とのこと。「暖房をかけすぎて換気していないほうが悪い」「暖房をかけず、冬季、毎日窓を開けておいてくだい。換気扇も施主が自費で増設したらいい。施工業者としては何も対策を講じる必要はない」とのこと。 3については 「リフォームなので戸の閉まりの悪いところもある。リフォームはこんなもの。気にする施主側がおかしい」とのことです。 当然、施主側としては、施工後の不具合については施工業者の責任で完全に直してもらうべきだと考えている(実際、引渡し時、不具合はすぐに直しますとの契約を交わしている)のですが、連絡をとっても現場も状況も見に来ようともしません(最初の2〜3ヵ月は何回か要請して来ていた)。 何を言っても話の通じない施工業者相手には、もう、法的な手段を講じて交渉するしかないのでしょうか。 何か良いアドバイスをいただければと思い、書き込みした次第です。よろしくお願いします。長文で申しわけありません。 アドバイスいたします 建設大臣賞受賞 リフォーム・新築の北海道工房(株)(JRN正会員) 代表 廣瀬 誠 電話:011(882)1200 ホームページ:http://www.do-ko-bo.co.jp/ Eメール:home@do-ko-bo.co.jp
この文面は現象に関することだけで、その現象の前提となる経緯や状況が把握できません。新築工事の場合、このような内容であれば、ほぼ100%業者側に問題があるでしょう。しかしリフォームの場合、以前から不具合があっても「どこまでやるか、どのようにやるか、または手をつけないか」等は両者間で決めます。そのためリフォームでのクレームやトラブルは、前提条件やそこに至った経緯がとても重要です。いずれにしても原因と責任を明確にして、どうするかということが大切です。
アドバイス ・法的手段に訴えるにしても第三者にわかってもらう必要があります。まず、全体概要がわかるように、業者との文書でのやりとりを残しましょう。 ・契約内容はどうなっていたのか、それに基づいて法的手段等を考える(通常はどのように完成するのかわかる図面と、使う材料や金額が明示されてる見積書が添付される)。 ・屋根の雨音 2階寝室ということで、深夜寝静まったときなどの音は特に気になりますね。屋根と天井の間は10センチ以下とありますが、どんな状況かわかりません。ただ、それが一番の原因と思われます。 直す方法としては、天井の間隔を広くとることと、遮音材・吸音材等を併用して音を伝えない工夫が必要です。音は感覚的な個人差が激しいため法的な解決は難しく、やはり構造的な部分からの不具合を明確にしていったほうが良いと思われます。 ・水漏れ? 原因は建築的な不具合での雨漏れか、結露か、または水道管に釘を打ってしまったのか。いずれにしても、まず原因を究明できれば直すのは簡単だと思います。原因を究明する場合、どの場所から漏れるのか、たまにか、いつもか、どんな気象条件のとき漏れるのか、(雨が降ったとき、寒いとき、暖かくなったとき)それだけでもある程度は特定できます。 ・戸がきちっと閉まらない。 直角にならない原因がわかれば、責任も明確になります。そうすれば、どっちがおかしいのかはっきりすると思います。ただ増築の場合、以前からの建物が垂直でない場合が多く、技術力の低い業者はそれなりにやってしまう場合もあります。そのような場合は業者が事前説明をしておかないと、後でトラブルの原因になります。
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